あなたを優しく抱きしめるインナーチャイルドの癒し方

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あなたを優しく抱きしめるインナーチャイルドの癒し方

心の中の幼い子供インナーチャイルドとその生まれ方

スピリチュアル起業家サポーターの早織です。

あなたはインナーチャイルドをご存知ですか?

インナーチャイルドとは、誰もが持っている「幼いときに付いた心の傷」です。

劣等感、寂しさ、悲しみ、怒り、悔しさ…。

あなたは同じことで何度もつまづいてしまったり、なぜか同じ失敗パターンを繰り返してしまったり、いつも似たような場面やポイントで怒り、悲しみが込み上げてくるといった経験はありませんか?

もしかしたら、それはあなたのインナーチャイルドが引き起こしているのかもしれません。

インナーチャイルドとは、いつどのようにして生まれるのでしょう。

その辺を理解すると、きっとあなたのインナーチャイルドが自然とわかってくるはずです。

それではまず、インナーチャイルドの生まれ方を見ていきましょう。

インナーチャイルドとは文字通り「内なる子供」という意味です。

 あなたが小さいころに傷ついて、まだ癒えていない「悲しみ」「悔しさ」「怖れ」「怒り」「罪悪感」「批判」といった心の傷です。

 本当はとっても傷付いていたのに心に押し込めてしまった心の痛みです。

インナーチャイルドは乳児期からの成長過程での周囲との関わりの中で産まれていしまうのです。

例えば、母子関係での「インナーチャイルド」をお持ちの方は、今「大好きなお母さん」と思っていても、実は、幼い頃本当はお母さんに抱きしめてもらい慰めて欲しかったのに、我慢して置き去りにしてしまった心の傷があって、見えないようにその傷を隠してしまっている場合もあります。

母子関係が上手くいかなかったり、どちらかが我慢を強いられる関係、コミュニケーションが取れないのは、このインナーチャイルドが原因なのです。

幼稚園など外の社会で作ってきた傷は、実はお母さまの言葉掛け一つで癒すことも、もっと傷つけることもできます。

悲しいかな、子供の心に傷を作ってしまうのは、実はお母さまの何気ない振る舞いや言葉だったりするのです。

本当はお母さんが原因じゃないのに、「あのとき、お母さんがこう言ってくれなかったから!」と怒りや悲しみの対象が、すり替わってしまうのです。

疲れていたり余裕がなかったら、子供の気持ちに寄り添うのが難しいことは、どんなお母さまにもあります。

まず癒されるべきは、本当は「お母さん」の方だったのかも知れません。

母はベッドの上で彼女の小さな赤ちゃんと遊んでいます - 赤ちゃん ストックフォトと画像

そうやって、きっと「今のあなた」なら

「あの時お母さん、余裕なかったのかもな。」

「きっと大変だったんだ。疲れていたんだ。」

と気付くことが出来るはずです。

そして「大人のあなた」には自分で「幼く傷付いたあなた」を癒すチカラもあるのです。

 

傷付いた幼いあなたを抱きしめる心の癒し方

大人になって様々な心のブロックとなって現れるインナーチャイルド。

時にはあなたが人生を歩む上で、大きな足かせとなります。

では、どのようにしてインナーチャイルドを見つけ、癒すことができるのでしょうか。

先ほども言いましたとおり、「大人のあなた」がタイムスリップして「幼く傷付いたあなた」を優しく抱きしめてあげることが出来るのです。

1、インナーチャイルドと出会う

まず、あなたの中にインナーチャイルドを見つけ出し、出会うことです。

インナーチャイルドは、あなたがいつも怒りや悲しみを感じる場面、ポイントにむくむくっと顔を出します。

「こんな場面で良く怒るな。」

「こんな事をされた時、いつも悲しくなるな。」

という事はありませんか?

それがインナーチャイルドとの最初の出会いかも知れません。

自分の「ネガティブ感情」「マイナス感情」に素直になって、じっくりと感じてみましょう。

そして、味わってみて下さい。

今まで隠してきた、抑圧してきたマイナスの感情が自分の中にあることを認めることが癒しの第一歩です。

そして「こんな感情が自分にあったんだ!」と称賛して下さい!

「マイナス感情」を持っていることは決して悪いことではありません。

「いつもプラス思考、ポジティブ思考でいるほうがいい!」という刷り込みや、「そういう自分でいたほうが心地いいから。」という理由で、無意識のうちに自分の気分を悪くする「マイナス感情」に目をつむり、心の奥底に隠して見えないようにしてしまう方がたくさんいます。

 

2、傷ついたインナーチャイルドの癒し方

自分のネガティブな感情、マイナスな感情に気付き受け入れた瞬間から、癒しは始まります。

次は、ネガティブな感情、マイナスな感情がどこからきているのか、探ってみましょう。

インナーチャイルドとは「幼いときに付いた心の傷」です。

幼いあなたに付いた心の傷は、過去の傷付いた体験、失敗体験の中に隠れています。

ほとんどの人は長い間、自分のインナーチャイルドを無視してきました。

本当は年齢に関係なく、あなたの中には幼い子どもがいて、愛されること、受け入れられることを求めています。

女性であれば、自信のあるなしに関わらず、とても傷付きやすい女の子がいて、助けを必要としている。

男性であれば、男らしさや強さに関係なく、心の中には今も小さな男の子がいて、思いやりと愛情が欲しいと望んでいる。

そのような感情を抱いている幼いあなたが意識と記憶の中にいませんか?

幼い頃に傷付いた体験、失敗体験をしたとき「それは自分が悪いのだ。」「自分のせいだ。」とあなたが思ったとします。

子どもはうまくいきさえすれば、両親からも誰からも愛されて、怒られたり、罰せられたりしないという考えを知らず知らずのうちに育てていきます。

怒られないように今度はこうしようとか、失敗しないように思考錯誤したりして「思考」や「知恵」が育つのですが、その反面、怒られたり、何かが欲しくて手に入らない時はいつも「私は不完全だ。私が良くない。」と思い込んでしまうのです。

今度はこうしよう!怒られないように…

今度は失敗しないぞ!怒られないように…

自分の「不完全な部分」を受け入れてもらえなかった幼いあなたは、とても傷付き、このように不完全な自分を受け入れられなくなっていきます。

本当は「良く頑張ったね。偉いね。」と優しく抱きしめて欲しかった。

もう過去の経験は事実として変えることはできません。

しかし、十分に知恵と経験がある「大人のあなた」が、「幼く傷付いたあなた」を癒すことはできるのです。

悲しみや怒りの遠因となっている過去の記憶の中の、泣いているあなたをイメージしてください。

(幼い頃の写真を用意すると、より自分を客観的に見ることができます。)

「なんで泣いているの?悲しいの?寂しの?」

「どうして?何があったの?」

「いつ?どこで?だれに?」

と優しく聞いてあげて下さい。

すると、泣いているあなたは口を開き、少しずつ話始めるでしょう。

「お母さんに○○って言われて本当は違うのにとっても悲しかった。」

「○○君にこう言われて悔しかった。」

「○○ちゃんにこう言われて悲しかった。」

そして、「大人のあなた」が歩み寄って、優しく抱きしめて、インナーチャイルドにそっと教えてあげるのです。

「そうだったんだね。悲しかったね。でも、本当はこんな理由があったかも知れないよ。」

「大人のあなた」は、他人の気持ちを推し量ることができるし、大人になってようやく自分を傷付けた相手の気持ちがわかったこともあったはずです。

「もしかしたら、お母さんは疲れいたんじゃなかな。」

「お父さんは、君を男らしく強くしたかったんじゃない?」

「○○くん、実はお家で大変なことがあったみたい。」

「○○ちゃん、あなたにヤキモチを焼いていたみたい。」

と、幼いあなたが納得できるまで教えてあげるのです。

「そんなことない!」

とインナーチャイルドは抵抗してくるかも知れません。

ですが、それでも、とことん付き合うのです。

自分に寄り添い続けて下さい。

すると「私、よくここまで頑張ったな!こんなに耐えて偉かったな!」

と自分を肯定できるようになっていきます。

インナーチャイルドを優しく抱きしめて癒してあげると、不完全な自分、滑稽な自分、周りと違う自分を少しずつ認めてあげられるようになり、結果として、「ありのままの自分」を愛せるようになるのです。

 

インナーチャイルドが恋愛で引き起こすこと7

傷付いたインナーチャイルドを心に抱えていると、他者を心から愛することができません。

不完全な自分、拒絶された自分は愛されないと思っているからです。

この感覚は深い潜在意識に潜んでいるため、インナーチャイルドが癒されるまで消えることはありません。

そのため、インナーチャイルドは恋愛において、しばしばネガティブな事象を引き起こします。

1、心から愛せない、愛することが怖い

2、彼の前で自分をさらけ出せない、彼好みの自分を作りあげる

3、男性に振り回される

4、相手の不完全さを見ると、気持ちが冷めやすい

5、いつも決まって同じ理由で別れることが多い

6、愛されている自信がなく、相手を疑ってしまう

7、依存心が強いため、「重い」と言われる

8、尽くし過ぎて、そんな自分に疲れてくる

 

いかがでしたか?

あなたが抱えているインナーチャイルドにより、全く正反対にな事象が出ます。

プライドが邪魔して本当の自分を出せず冷たくしてしまう一方通行の冷めた関係、反対に自分に自信がなく依存心が強いため粘着質で疲弊した関係…

いずれにせよ、インナーチャイルドが十分に癒されておらず、あなたが「ありのままの自分」を愛していないから引き起こされる事象です。

どうか不完全なあなたも「愛するに値する素晴らしい存在なのだ」と気付いて下さいね。

 

インナーチャイルドを癒すと幸せな恋愛・結婚ができるのはなぜ?

インナーチャイルドが癒された状態とは、不完全な自分も含めありままの自分を愛しているあなたであるという事です。

ですから、無理がなく、背伸びすることもなく、生きることがとても心地よい状態です。

そのように生きることを始めたあなたは、もう誰にも振り回されることはありません。

心地よい人、もの、環境を引き寄せ始めるでしょう。

恋人や結婚相手もこれと同じことです。

あなたにピッタリの運命のパートナーを引き寄せます。

「ありのままの自分」を生きると、幸せな恋愛や結婚ができるのは、ある意味当然のことなのです。

「ありのままの自分」を受け入れて愛してもらえる事ほど、嬉しいことってないと思いませんか?

等身大の自分で生きて愛される、これほど幸せなことはありませんよね。

もしあなたが、「愛されている」と心から感じられる恋愛や結婚がしたければ、まずはインナーチャイルドを癒して不完全な自分も含めたありのままのあなた生き始めることです。

「愛されている」感覚は、インナーチャイルドを癒して不完全な自分をも愛してこそわかるものですし、きっと「ありのままの私を好きになってくれるなんて、なんて幸せなんだろう」と思えるような幸せな恋愛や結婚ができますよ。

 

まとめ

今まで「ありのままの自分」と言われても、なかなかピンとこなかった方も、インナーチャイルドと出会う事によって、本当のあなたが見えてくるはずです。

インナーチャイルドを癒していく過程で出会う「幼く傷付いたあなた」が、実は「ありのままの自分」を見つけるキーパーソンなのです。

インナーチャイルドをは成長過程でついてしまった、あらゆる「ネガティブ感情」「マイナス感情」の産みの親でもあり、そういった傷の総称です。

こういった感情が、あなたが恋愛や人生を歩む上で、足を引っ張っている事が多いのです。

問題はあなたの内側に隠されている。

とすれば、問題の解決策もあなたの中に隠されていると言えます。

あなたも自分の内面と対話し、幼い頃の傷付い心を優しくだきしめて、インナーチャイルドの癒し方をぜひ実践してみましょう。

不完全な自分も愛することができるようになって、はじめて「ありのまま自分」を生きることができるようになります。

そして、そのような生き方ができるようになると、自然とあなたに相応しい恋愛と結婚が引き寄せられるのです。

あなたを優しく抱きしめるインナーチャイルドの癒し方をぜひマスターして実践しましょう。

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